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前記事での放火事件終結後、我々は実行犯であるクリムゾンドラゴンを打ち倒し、その討伐を記念して夜遅くまで騒いでいた。
一昔前なら近所迷惑で隣人が怒鳴り込んできたどころであろうがここはマラス、うちの周りに居住者はいないのである。
地球時間で深夜2時を回ったところだろうか、某氏がわかめがどうたらとか言い始めた。
その後雑談よろしく多くの脱線と軌道修正を含む沢山の話題が出入りしたものの、氏の頭はわかめから離れることはなかったようで、4時を回ったあたりで「わかめもってきてポストに入れるから解散」とのはこびとなった。
そしてその日の夕方、ポストの旗が実際に立っているのを見て中をのぞくと本当にわかめが入っていた。
ドレッドに行けというのか・・
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何者かによって堕落したユニコーンであるドレッドホーンはイルシェナー霊性ゲートよりほど近い洞窟の中にある聖なる森、Twisted Wealdの一部とともに腐敗している。
話を運んできた者によればこのユニコーンを救う術はなく、最早殺すことでしか、否、一時的にでも活動を止めることでしか助けることはできないという。
この森の奥は腐敗し、腐食性の動植物や禍々しい蜘蛛、悪意ある妖精たちが我が物顔で闊歩ている。とは言えそれより前、このダンジョンに入ってすぐの部分は輝く木々と美しい草花によって覆われており、はじめて訪れた者はその景色に心を奪われることだろう。
無論、それは普通に生活している者の話である。
ネクロマンサーにとってこの「美しい森」は正に地獄であり、決して広くないこの洞窟内の森にあってところせましと飛び交うフェアリーたちは、そういった悪しき(と私は思わないが)行いを積み重ねた者を見つけるや否や強力な魔法を文字通り叩き込んでくる。
この森は主に3つの区画に分かれている。美しい森、流砂の地盤、そして腐敗した奥地だ。
この構成はネクロマンサーにとっては全く喜ばしくないものであり、森を抜けたところで砂にひっかかって足が止まってしまう。
ドライアドの魅了によって魔法が使えず抵抗もできないまま追ってきたフェアリーの魔法で丸焦げにされた、などという話もざらにあるのではないだろうか。
幸い、今回はドライアドに見つかることなく砂地の奥まで進めた。砂地でしか取れないこのダンジョンの最奥への鍵の一つは取得済みだ。
正直私にしてみればこの海草のような物体こそがここTwisted Weald攻略の最大のネックだったとも言えるだろう。それほど森の前半部分は歩き回りたくないのだ。
森の後半部分の腐敗した区域は私にとってはむしろ広く、居心地のよさすら覚えた。
ドレッドホーンへの道を開く鍵となる部位を持つ2種の巨大な蜘蛛を西側の「拠点」まで誘導し、射程圏まで捉えたらあとは連れてきた2体のSkeletal Dragonに噛み殺させる。私は何もしなくていい。実に楽な仕事だ。
Irkと呼ばれる黄金色の妖精の脳も必要でそれを手に入れるのは若干手間取ったがどうにか取得し、いざ魔窟の主、ドレッドホーンの領域へと向かう。
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最序盤だけマシンガンみたいな量の魔法ぶち込まれて若干やばさを感じたもののヒールしてたら勝手に立て直してた。さすがライフリーチ持ち。
このドレッドホーン、レジが足りてないのかよくわからんがマススリープがアホほど効く。
結局火力が骨ドラ頼みなので時間はかかったもののどうだろうこのボス、戦闘中半分ぐらいは寝てたんじゃないだろうか・・
この後は特に危ないところも抑揚もなくフツーな感じで削り取って終わり。
エプロンなんか出るわけがないためでっかいキノコを記念にもらって帰った。
でも序盤〜中盤のフェアリーと魅了がヤバすぎるのでもう行きたくない。
パラゴンのクーシーいたぞ!!横素通りしようとしたらあいつら普通に攻撃してくんじゃねーか!!!